マカオ(中華人民共和国・マカオ特別行政区)
 「マカオ歴史地区」 文化遺産・2005年登録

2005年7月、22の歴史的建造物と8ヶ所の広場が世界遺産として登録されました。
いずれの世界遺産も、住民にとっては生活の一部となっており、立ち入りを制限されたり、入場料を徴収されることもありません。
世界遺産はどれも町の中の風景の一部として溶け込んでおり、歩いていると気づかない「まさかの世界遺産」も存在します。
マカオはポルトガル人が呼んだ名称で、現地の人は澳門(オウムン)と呼んでいます。
聖ポール天主堂跡    ナーチャ廟・旧城壁    聖ドミニコ教会・聖ドミニコ広場    セナド広場・仁慈堂
民政総署     聖オーガスティン教会・聖オーガスティン広場     ドン・ペドロ5世劇場
聖ヨセフ修道院及び聖堂      媽閣廟・バラ広場     ギア要塞(ギア灯台とギア教会)
廬家屋敷     大堂(カテドラル)・大堂広場     三街会館(関帝古廟)
聖ポール天主堂跡 大三巴牌坊

マカオのシンボル
1835年の火災でファサード(正面壁)のみが残っています

裏側から見たファサード
写真右側に「天主教芸術博物館」と「地下納骨堂」があります

大三巴街から見た聖ポール天主堂跡

ファサードの彫刻
長崎を追われた日本人キリシタンも彫刻の一部を担当しています

聖ポール天主堂から見た市街地
正面の高いビルはグランドリスボア

ナーチャ廟 哪咤廟
旧城壁 舊城牆遺址

 中央の小さな中国式寺院が「ナーチャ廟」
間口5メートルの小さな寺院です
その左の土壁が「旧城壁」
ポルトガル人の居留が始まった1569年に作られた居留区を守る城壁です
言われないと見すごしてしまう「世界遺産」です

聖ドミニコ教会 玫瑰堂
聖ドミニコ広場 板樟堂前地

聖ドミニコ広場に建つ聖ドミニコ教会

 クリーム色の壁に白の漆喰の彫刻が施されています

聖ドミニコ教会の内部

 

内部にあるキリスト像

内部にあるファティマの聖母像

聖ドミニコ広場から見たセナド広場方面
建物は外壁はそのままで内部のみ改装しています

聖ドミニコ広場の看板
ポルトガルタイル「アズレージョ」を使っています

セナド広場 議事亭前地
仁慈堂 仁慈堂大楼

セナド広場の奥にある白い建物が仁慈堂

地元の人はセナド広場ではなく「噴水池」と呼んでいます

民生総署 民政總署大楼

行政事務を行う政府機関の建物
ポルトガル様式です

民政総署の内部
入り口から中庭に続く階段
アズレージョ(ポルトガルタイル)の装飾が見事です

聖オーガスティン教会 聖奧斯定教堂
聖オーガスティン広場 崗頂前地

民政総署横の急坂を登ったところにある聖オーガスティン教会

聖オーガスティン教会の内部
十字架を担いだキリスト像が祀られています

聖オーガスティン広場
左のクリーム色の建物が「聖オーガスティン教会」
正面の緑色の建物が「ドン・ペドロ5世劇場」

漢字で書くと「崗頂前地」なので、正確には「ドン・ペドロ5世劇場広場」でしょうか

ドン・ペドロ5世劇場 崗頂劇院

中国初のオペラハウス
内部を見ることは出来ません

現在も催事や祝賀会などに使われています

聖ヨセフ修道院及び聖堂 聖約瑟修道院及聖堂

1758年に建築された中国バロック建築の聖堂
修道院は非公開です

入り口の門から見た全景

イエズス会のマークがあります
アジア布教の宣教師育成所として機能しています

教会内部の祭壇

ドーム型の天井
音響効果が良くコンサート会場としても使われています

フランシスコ・ザビエルの右上腕部の骨が安置されています

前の道路には世界遺産の道標が
街のあちこちに点在している世界遺産はほとんどが歩いて巡れます

媽閣廟 媽閣廟
バラ広場 媽閣廟前地

媽閣廟とバラ広場
以前はこのあたりまで水辺が広がっていました

航海の女神「阿媽」を祀っています
媽閣廟は広東語の発音で「マァコッミュウ」となるのでマカオの地名の起源とされています

信仰に厚い地元の方が多く参拝されています
天井につられている巻線香は約1ヶ月燃え続け、航海中もお参りを続けているとみなされます

どの世界遺産よりも多くの観光客と地元の方が訪れています

アズレージョの看板
かつて背後の丘にバラ要塞があったためバラ広場と呼ばれていますが漢字では媽閣廟広場です

ギア要塞(ギア灯台とギア教会) 東望洋炮台(包括聖母雪地殿教堂及燈塔)

ギア要塞の上に建つギア灯台(右)とギア教会(左)

元々は外的防衛のために作られた要塞
マカオで最も高い(標高92m)場所に作られています
教会はその頃から存在していましたが、灯台は後世になって建てられました


1865年に中国沿岸初の近代灯台として建設されました
(内部を見学することはできません)
今でもマカオの地理座標点となっています
地図上でマカオはこの灯台の位置を示しています(BingMapsで確認)


ギア教会の外観
1626年頃の建立と伝えられています

ギア教会の内部
簡素な作りですが天井や壁にはフレスコ画が一面に描かれています

天井のフレスコ画のアップ

ギア要塞の全景
後方の石垣の上に灯台と教会があります

要塞の内部も公開されています

当時の発電機もそのままに展示されています
後方のマネキンが気持ち悪いです
廬家屋敷 盧家大屋


1889年頃建てられた中国商人の邸宅
歩いていると通り過ぎてしまいます


廬家屋敷の入り口
灰色煉瓦の外観は全く目立ちません

修復された内部も公開されています
色ガラスを使った窓や天井の装飾が美しいです

内部に展示されている模型
予想以上にある奥行きと屋根のない中庭があります

中庭上部の壁面にあしらわれた彫刻
2階建てですが、建物保護のため2階には同時に10名以上は上がれません

中国らしい「富貴栄華」の浮き彫りが施された壁面
大堂(カテドラル) 大堂(主教座堂)
大堂広場 
大堂前地

大堂広場から見たカテドラル

1622年に創建された教会
現在の建物は1937年に再建されたものです

カテドラルの内部

水色を多用したステンドグラス

祭壇下には16~17世紀の歴代主教の遺骨が埋葬されています

ステンドグラスのキリスト像がある祭壇

カテドラルの向かいにある広場
噴水やベンチがあります
三街会館(関帝古廟) 三街會館(關帝廟)

セナド広場のすぐそばにひっそりと建つ関帝古廟

関帝古廟の内部
狭いので線香の煙が充満しています

祭壇の彫刻
地元の人以外訪れる人は少なくひっそりしています

かつての繁栄から取り残された感じの関帝古廟
普通に歩いていると気づかない「まさかの世界遺産」です

 

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